2013歌集紹介


・著者名 河ア香南子 
・歌集名 薔薇の花ずし 
・発行所 青磁社
・紹介文 医家を支え、自らも臨床心理学の研究をすすめる作者。対象に向けるまっすぐなあたたかさと輪郭の明晰さをもって家族や自然、命あるものを瑞々しく詠う。

たおやかな言葉とリズムが流れ、気品あふれる第一歌集。

高きより秋は始まる 海峡を渡る蝶ありほそほそとして

               (鵜原咲子)



・著者名 中西 輝磨
・歌書名 与謝野晶子の叙景歌
歌集『心の遠景を読む』
・発行所 本阿弥書店
・紹介文 与謝野晶子の『心の遠景』の魅力を文法や語彙の解説も加えて丁寧に批評。最終歌集である『心の遠景』は情感のこもった初期作品と比べて、旅の景色に託して心のうちを表現している作品が多い。
いかに主観的に個性的な自然詠を作るか、大きな示唆を与えてくれる一冊。 

(百留ななみ)


 
 著者名 山本寛嗣

・歌集名 野火の炎
・発行所 柊書房
・紹介文 長い歌暦を持つ歌人。農業を愛し、風土に親しみながら生きている。
山口の自然を真摯に観察しながら、新しい抒情を求めつづける。待望の第一歌集である。
あかあかと野火の炎の燃え立ちてそこのみ著く輝き保つ

               (萩原克則)



・著者名 梶山 令子
・歌集名 ショパンの手形
・発行所 瞬報社
・紹介文 幼少の頃から、音楽や絵に親しみ、短歌は徳山のカルチャーセンターで山中鉄三氏、森重香代子氏に師事した。

控え目ではあるが、確かな描写力を持ち、身近な生活詠を得意とする。内面的で、深い情感をたたえている。

 残されしショパンの手形は華奢にしてオクターブ弾く小指の長し

           (萩原克則)



・著者名 八戸 芙美子
・歌集名 八戸 芙美子 歌集
・発行所 児玉印刷 (宇部)
・紹介文 お母様の「いつか歌集を出したい」との念願をかなえてあげようと、長女の松橋道子さんを中心にご家族が纏められた歌集です。
さまざまな出来事があり、結局十年の歳月がかかりましたが、 芙美子さんは家族の方に守られて九十五歳を迎えられました。
しっかりとした視点を持たれ、やさしい人柄であった作者の三十五年間の人生が詠まれています。

            (河野康子)



・著者名 浅海 周子
・歌集名 皇帝ダリアの苗
・発行所 NHK学園
・紹介文 短歌二百三十四首、エッセイ二十一編、絵画四十二枚(カラー)の三部からなる作品集。

秋に咲く皇帝ダリアの苗植うる退院かなう夫に見せたく
作品集の題名になった歌。闘病中のご主人の快癒を祈って皇帝ダリアを植えられた。
エッセイ集の中に「私の好きな園芸」があり初春の水仙から晩秋の菊まで、五十種類以上の花を植えておられる。
雑草とたたかい年でこれを征服されたと言われる根性の持ち主である。
               (弘兼安雄)



・著者名 長尾 健彦
・歌集名 島の神主
・発行所 マツヤ印刷所
・紹介文 長尾さんは周防大島町の長尾神社の宮司。

地域の安泰を祈り地域の人々と共に生きて来られた日常が詠まれている。

  豊漁を願ふ漁師の差し上げるみこしの空に湧くいわし雲

 毎日奏上される祝詞の言葉が随所に見られ、読み方に戸惑うこともあるが、神職用語に触れる絶好の機会でもある。

 各ページに解説や写真を配するなど親しみやすさを配慮されている。

            (弘兼安雄)



・著者名 河ア香南子 
・歌集名 薔薇の花ずし 
・発行所 青磁社
・紹介文 医家を支え、自らも臨床心理学の研究をすすめる作者。対象に向けるまっすぐなあたたかさと輪郭の明晰さをもって家族や自然、命あるものを瑞々しく詠う。

たおやかな言葉とリズムが流れ、気品あふれる第一歌集。

高きより秋は始まる 海峡を渡る蝶ありほそほそとして

               (鵜原咲子)


・著者名 中西 輝磨
・歌書名 与謝野晶子の叙景歌
歌集『心の遠景を読む』
・発行所 本阿弥書店
・紹介文 与謝野晶子の『心の遠景』の魅力を文法や語彙の解説も加えて丁寧に批評。最終歌集である『心の遠景』は情感のこもった初期作品と比べて、旅の景色に託して心のうちを表現している作品が多い。

いかに主観的に個性的な自然詠を作るか、大きな示唆を与えてくれる一冊。 

(百留ななみ)


 
 著者名 山本寛嗣

・歌集名 野火の炎
・発行所 柊書房
・紹介文 長い歌暦を持つ歌人。農業を愛し、風土に親しみながら生きている。

山口の自然を真摯に観察しながら、新しい抒情を求めつづける。待望の第一歌集である。

あかあかと野火の炎の燃え立ちてそこのみ著く輝き保つ

               (萩原克則)



・著者名 梶山 令子
・歌集名 ショパンの手形
・発行所 瞬報社
・紹介文 幼少の頃から、音楽や絵に親しみ、短歌は徳山のカルチャーセンターで山中鉄三氏、森重香代子氏に師事した。

控え目ではあるが、確かな描写力を持ち、身近な生活詠を得意とする。内面的で、深い情感をたたえている。

 残されしショパンの手形は華奢にしてオクターブ弾く小指の長し

           (萩原克則)



・著者名 八戸 芙美子
・歌集名 八戸 芙美子 歌集
・発行所 児玉印刷 (宇部)
・紹介文 お母様の「いつか歌集を出したい」との念願をかなえてあげようと、長女の松橋道子さんを中心にご家族が纏められた歌集です。

さまざまな出来事があり、結局十年の歳月がかかりましたが、 芙美子さんは家族の方に守られて九十五歳を迎えられました。

しっかりとした視点を持たれ、やさしい人柄であった作者の三十五年間の人生が詠まれています。

            (河野康子)



・著者名 浅海 周子
・歌集名 皇帝ダリアの苗
・発行所 NHK学園
・紹介文 短歌二百三十四首、エッセイ二十一編、絵画四十二枚(カラー)の三部からなる作品集。

  秋に咲く皇帝ダリアの苗植うる退院かなう夫に見せたく

 作品集の題名になった歌。闘病中のご主人の快癒を祈って皇帝ダリアを植えられた。

 エッセイ集の中に「私の好きな園芸」があり初春の水仙から晩秋の菊まで、五十種類以上の花を植えておられる。

 雑草とたたかい年でこれを征服されたと言われる根性の持ち主である。

               (弘兼安雄)


・著者名 長尾 健彦
・歌集名 島の神主
・発行所 マツヤ印刷所
・紹介文 長尾さんは周防大島町の長尾神社の宮司。

地域の安泰を祈り地域の人々と共に生きて来られた日常が詠まれている。

  豊漁を願ふ漁師の差し上げるみこしの空に湧くいわし雲

 毎日奏上される祝詞の言葉が随所に見られ、読み方に戸惑うこともあるが、神職用語に触れる絶好の機会でもある。

 各ページに解説や写真を配するなど親しみやすさを配慮されている。

            (弘兼安雄)